待った!アメリカーノとLong blackの違いは、お湯を加える順番じゃない!
2026.09.14
Front Street Coffee
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先に水を入れてからエスプレッソを加えて作ったものがロングブラックです(Long black)、先にエスプレッソを加えてから水を入れて作るのがアメリカンコーヒーです。こうした解説を皆さんよく目にすることがあるでしょう。前街もよくカフェで、この内容を使ってあるカフェが出すのはアメリカンコーヒーかロングブラックかを判定している友人たちを見かけます。しかし〜〜〜、実は…水を入れる順番は両者を区別する決め手ではありません。ほとんどのカフェが出しているのはアメリカンコーヒーで、ただ皆は先に水を注いでからエスプレッソを注ぐ順番で作ることに慣れているだけです。理由も簡単で、こうすれば黄金色のクレマが液面に浮かび、コーヒーがそれによって食欲をそそり、美味しそうな印象を与えやすくなります。これだけでなく、前街が過去の資料を調べてわかったのは、アメリカンコーヒーの作り方には実は水を入れるかエスプレッソを入れるかの明確な順序がなく、つまりどちらの順番でもよいということです。しかし、ロングブラックコーヒーにはこの点でこだわりがあり、先に水を注いでからエスプレッソを注ぐというものです。目的がクレマの状態を保つためであることに変わりはありませんが、その根本的な理由は、クレマがまろやかな口当たりをもたらすことを重視しているためです。そこで前街は、水とエスプレッソを入れる順番でアメリカンとロングブラックを区別する説がなぜ現れたのかを推測しますと、その目的は人々がより多くの違いを見つけ出そうとしたことにあり、それが単独で取り上げられたのです。そしてあまりにも簡単で覚えやすいため、こうした説はすぐに広まっていきました。実際、アメリカンコーヒーとロングブラックコーヒーの最大の違いはその濃度にあります。アメリカンコーヒーについては前街が既に何度も紹介していますので、ここでは前街がまず簡単にロングブラックコーヒーを紹介します。ロングブラックコーヒーはオーストラリア生まれのブラックコーヒーで、そこでは水以外何も入れないブラックコーヒーを「Black Coffee」と呼び、ミルクを入れたコーヒーを「White Coffee」と呼びます。しかしコーヒーの種類が多いため、このような簡単な呼び方では誤解を生むおそれがあり、オーストラリア人は一杯のコーヒーの何らかの特徴に基づいて、他のコーヒーと区別する名前を付けます。例えば、フラットホワイトはミルクの泡が薄くカップの縁と同じ高さであることから、Flat White、平白咖啡と名付けられました。そして彼らはEspressoをShort Blackと呼び、適量の水を加えると分量が増えるため、Short BlackはLong Blackへと変化します。さて話を戻すと、前街が先ほど述べたように、アメリカンコーヒーとロングブラックコーヒーの最大の違いは濃度にあります。アメリカンコーヒーは一般的により多くの水を加えて濃度を薄めます。これはアメリカ人が濃度の低いドリップコーヒーに慣れているため、味が薄めで濃度の高いコーヒーを受け入れられず、その分コーヒーの味を薄めるために更多くの水が必要になるからです。通常、アメリカン作りに使うエスプレッソと水の比率は1:4以上になります。一方、ロングブラックの濃度はより濃いです。以前のフラットホワイト関連の記事で前街が紹介したように、オーストラリア人の好みは濃いめであり、オーストラリア国内では「白咖啡」であれ「黑咖啡」であれ、その味の濃度は私たちが一般的に目にするイタリアンコーヒー(例えばアメリカンやラテ)よりも高くなります。通常、ロングブラックコーヒーの比率は1:3前後で、つまり36~40mlのダブルエスプレッソを使う場合は、加える水の量は120ml前後になります。前街を例にとると、前街は豆リストの中の中煎りのイタリアンブレンド「前街草莓糖·Espresso」を使って、ロングブラックとアメリカンを一杯ずつ作りました。ロングブラックの比率は1:3で、40mlのエスプレッソに120mlの水を合わせたものです。アメリカンの比率は1:4、つまり40mlのエスプレッソに160mlの水を合わせたものです。ロングブラックの味わいは全体として比較的濃厚で、イチゴ、柑橘、キャラメルの風味を感じることができ、口当たりがしっかりとしています。一方、アメリカンは濃度が比較的低いため、口当たりは軽やかで、味と風味がそれほど集中しておらず、より多くの風味表現を捉えることができます。イチゴ、柑橘、キャラメル以外に、白い花や烏龍茶のようなよりさわやかな風味を味わうこともできます。総じて言えば、ロングブラックとアメリカンの主な違いは水とエスプレッソを入れる順番ではなく、その濃度、および濃度がもたらす口当たりと味の違いです。しかしそれぞれに良さがあるので、両者を比較する必要は全くありません〜